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「未来の平壌つくる喜び」

東区住宅建設事業所従業員 パク・ウサムさん

 「2012年の平壌をこの手でつくれると思うと胸が躍る」と語る。

 万寿台通りに新しく800世帯分の住宅が建つ。完工は6月が目標だ。4月末から朝鮮国内では「150日戦闘」という集中キャンペーンが繰り広げられている。工事は終了目前だが、現場の雰囲気はキャンペーンの開始によって、よりいっそう熱気を帯びているという。

 軍を除隊し建設部門に携わって10年。つねに現場の士気を高め、周囲に対する気遣いを忘れないパクさんに同僚らは厚い信頼を寄せている。

 「工場内の作業は外からは見えない。しかし、建設作業は外観が日々様変わりしていく。それが喜びであり誇り」と話すパクさん。

 「いつか子どもや孫の手をひいて、市内のあちこちを歩きながら、工事の日々について話すのが夢だ」(陽)

[朝鮮新報 2009.6.1]