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「東アジアの平和願う」

「タリの会」会員 和田千代子さん

 15年ほど前から中国の戦後補償問題に関わっている。それが入口となり、4年前から朝鮮問題に関心を持つように。東京都小平市を拠点に活動している「タリ(かけ橋)の会」会員。

 4月21〜26日に小平中央公民館ギャラリーで、同会主催による「南北コリアと日本のともだち展(小平展)」が開催された。

 「朝鮮の人工衛星打ち上げの影響もあって、当初は嫌がらせがあるかもと心配した。しかし、だからと言って宣伝しないわけにはいかない」と、市内11カ所の公民館にチラシを置き、新聞や広報誌など可能なかぎり案内を載せた。努力のかいあって、会場にはたくさんの観客が訪れた。

 「朝鮮の子どもの絵はきれいでうまく、日本と韓国の子どもの絵は子どもらしさが現れていた」

 望みは、「東アジア全体が共存できる平和な世界」を築くことと言う。(潤)

[朝鮮新報 2009.6.8]