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天然石の健康リングを開発

中央宝石工芸創作社室長 ソ・ジョンスンさん

 最近、平壌市民の中で話題の天然氷州石リング。炭酸カルシウムの天然の結晶である氷州石が持つ偏光原理を利用したもので、各種疾病の予防・治療に役立つといわれている。

 このリングの特許権を有するソさん。実は石の専門家ではない。平壌演劇映画大学を卒業後、30年あまり朝鮮人民軍協奏団のカメラマンとして活躍した。光学器具に関する研究の過程で、氷洲石の偏光効果に注目した。

 84年から氷洲石研究をスタート。研究成果を医療分野に応用するために07年、中央宝石工芸創作社に入り、氷洲石健康リングの製作に取りかかった。

 64歳の今も変わらぬ探究心で製品の研究、開発に余念がない。部下には常日頃から「他人がやることをそのまま真似るのではなく、自分の頭で考えろ」とアドバイス。自ら模範を示している。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.6.8]