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「一つの分野で先駆者に」

平壌印刷工業大学教員 キム・ハクポムさん

 建設分野で広く導入されている着色花崗石の特許を所有している。

 金日成総合大学化学部卒業後、平壌印刷工業大学教員に。今年40歳を迎えた。石材、とくに花崗石の加工技術分野では権威者として認められている。

 大学での講義のかたわら、国内の原料に基づいた着色花崗石加工技術に対する研究を深めた。朝鮮に多く埋蔵されている花崗石で、美しく立派な建築物を造りたいという願いからだった。「どんな小さな分野でもいいから先駆者になろうという希望をいつも胸に抱いていた」。

 着色花崗石に関する特許を取得した後、着色花崗石加工技術センターを設立、技術顧問を務めている。

 「今後は着色技術を導入した石工芸、石絵などの新しい加工製品の普及に力を入れていきたい」と目標を語った。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.6.15]