元山ガラスビン工場支配人　パク・ウォングンさん

　工場のすべての分野に精通する実務能力の高さ、難しい仕事に率先して身を投じる気質、黙々と働く仕事ぶり。労働者たちは数十年間工場を導いてきた６８歳の支配人に絶対的な信頼を寄せている。

　元山軽工業専門学校を卒業後、元山ガラスビン工場入り。労働者として働くかたわら、元山水産大学機械工学部の通信制を卒業した。工場に提示された人民経済計画を長年にわたり達成した功労で２０００年、労働英雄の称号を授与された。

　同工場は今年２月、金正日総書記による現地指導をきっかけに、地方産業工場のモデルとして全国に広く知られるようになった。工場を指導した総書記はパクさんの仕事ぶりを高く評価したという。

　「１５０日戦闘」真っただ中の今、目標達成に向けて若い労働者とともに汗を流している。【平壌支局】

［朝鮮新報 2009.7.13］