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朝鮮でクラシック・バレエ公演 「エスメラルダ」など、来年から

華やかに行われたバレエ公演(2003年、平壌大劇場)

 朝鮮のバレリーナたちによるバレエ公演「エスメラルダ」が来年、上演される。現在、平壌舞踊大学所属の朝鮮バレエ団で創作作業が行われている。

 朝鮮のバレリーナによるバレエ公演は、1960年代以来のこと。洪貞花・朝鮮舞踊家同盟中央委員会書記長によると、過去に「白鳥の湖」「エスメラルダ」「涙の噴水」(「バフチサライの泉」)などが上演された。当時、朝鮮は男女ペア11組のバレエダンサーを、旧ソ連に留学させたことがある。

 その後70、80年代には、バレエより民族舞踊の発展に力を入れるが、15年前から平壌音楽舞踊大学(当時)にバレエ講座を創設してバレリーナを育成してきた。現在70人余りが在学している。

 バレエ劇創作集団はロシア・ボリショイバレエ団が上演した「エスメラルダ」「涙の噴水」「白鳥の湖」を資料にしている。

 来年以降、朝鮮でバレエ公演が盛んに行われる予定だ。「エスメラルダ」を完成させた後は、「涙の噴水」の創作作業に着手するという。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.7.27]