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朝鮮舞踊界のホープ

独舞家養成クラス ロ・ミソンさん

 身長169センチ、スラリとした長身が舞台でひときわ異彩を放つ。

 朝鮮舞踊界の大家、洪貞花氏(朝鮮舞踊家同盟中央委員会書記長)を師に仰ぎ、昨年2月から朝鮮舞踊家同盟「独舞家養成クラス」の第1期生としてプロの舞踊家を目指している。

 朝鮮舞踊を始めたのは11歳。幼少期から芸術の英才教育が行われる朝鮮では決して早くないスタートだが、素質はすぐに開花した。世界各国のアーティストが平壌に集った「4月の春親善芸術祭典」(4月10〜18日)の開幕式で独舞を披露した。「舞台に上る前は緊張や不安でいっぱい。小心者なんです」と本音をチラリ。

 目標を尋ねると、隣に師匠の洪氏がいたからか一瞬口ごもったが、洪氏の催促もあって遠慮がちに口を開いた。

 「万寿台芸術団で4大名作の主役を踊りたい」(陽)

[朝鮮新報 2009.8.24]