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舞踊で同胞社会を支えたい

独舞「小鼓の舞」で金賞 李玉敏さん

 7月、第6回文芸同舞踊コンクール独舞部門で金賞に輝いた。5歳と2歳、1男1女の母でもある。舞踊をはじめて28年。家事、仕事、育児と舞踊をこなす日々を振り返り、「舞踊は切っても切れないもの。忙しくて大変でも、やめようとは思わない」と笑顔で語る。

 朝大卒業後、京都中高で舞踊の指導に当たる一方、文芸同舞踊部の再建にも取り組んだ。結婚を機に東京へ。「3、4世の中には普段日本の若者と変わらぬ生活を送っていても、朝鮮舞踊を舞うことに喜びを感じる人がたくさんいる。民族の味と粋の詰まった朝鮮舞踊を愛する人は、同胞社会の活性化にも一役かうはず」と強調する。仕事は、子どもの民族衣装・舞台衣装および練習服などのネット販売(http://www.onmamanma.com)。「衣装面でも朝鮮舞踊をバックアップしていきたい」。(潤)

[朝鮮新報 2009.8.31]