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一日千秋の思いで統一願う

女性同盟倉敷支部顧問 金福南さん

 両親と5人の兄弟はみんな朝鮮に帰国したこともあり、「いつ統一が実現するだろうかと、いつみんなに会えるのかということをいつも考えている」

 その思いが、女性同盟支部を献身的に支える原動力になっている。

 「トンネを守らなければならないというのは当然のこと。でも、自分はこれといったことはしていない」と謙遜するが、周りの人たちは「顧問なしでは倉敷トンネは語れない」と口をそろえる。

 金正日総書記とクリントン元米大統領が会談したというニュースを聞いた時、「あまりのうれしさにビールを3杯も飲んでしまってフラフラ」とほほ笑みながら、「一日も早い朝・日国交正常化と祖国統一が実現することを願っている。そのために自分ができることはもちろん、子どもや孫たちにも伝えていきたい」と語った。(松)

[朝鮮新報 2009.8.31]