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万寿台創作社 北京国際芸術展覧会に出品

朝鮮画 「最高創意賞」を受賞

 連合ニュースによると、朝鮮で最高峰とうたわれる美術作品をてがける万寿台創作社が8月27〜31日に北京で行われた第12回北京国際芸術展覧会に参加した(写真、連合ニュース)。

 展覧会には、人民芸術家のリ・チャン氏をはじめとする5人の画家が風景画や人物画など21点を出品した。

 そのうち、リ・チャン氏の「夢金浦の日暮れ」が朝鮮の伝統技法を現代化したと評価され同展覧会の「最高創意賞」を受賞した。

 また、リ氏がこのほかに出品した「平壌城大同門」は、中国の評論家から近代中国美術の巨匠とされる張大千、齊白石に並ぶ水準の作品だと評価された。

 同展覧会には世界各国から80の画廊が参加。朝鮮の画家らは、出品に向けて約2カ月間北京で創作活動を行った。

 2005年から同展覧会に出品している功勲芸術家のチェ・ミョンシク氏は、「朝鮮の美術を中国に広め、国際美術界と文化交流をはかるために展覧会に参加した」と説明した。

 リ氏は、「伝統を生かしながらも現代的な美的感覚をもった朝鮮画を完成させたい」と今後の抱負を語った。

 朝鮮は昨年12月、250以上のギャラリーが集中する北京の「798芸術区」に万寿台創作社ギャラリーを開館。07年9月には環鐵芸術区にアトリエを構えた。

[朝鮮新報 2009.9.2]