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第38回在日朝鮮学生美術展日本巡回展 子どもの世界、のびのび表現

環境、平和、内面みつめる作品も

特別金賞「瞑想」(金玲希、神戸朝高2年)

 既報の通り第38回在日朝鮮学生美術展の日本巡回展が開催されている。9月25〜30日に埼玉会館(さいたま市浦和区)で開かれた東京展では、特別展示「北南コリアと日本のともだち展」も同時開催され、会場は多くの人々で賑わいを見せた。

 入選(※学美賞=学生美術展賞の略)作品の一部を紹介する。

 次回展示は9日から、札幌市の北海道朝鮮初中高級学校で行われる。

 8月末、朝鮮大学校(東京都小平市)で開催された第38回在日朝鮮学生美術展中央審査会を見学した、鳥取県在日外国人教育研究会(倉吉)の仲野誠・鳥取大学准教授(地域学部地域政策学科)が本紙に寄せた寄稿を紹介する。鳥取では来春、2度目となる学生美術展の開催を予定している。 (写真=文光善記者)

学美賞「騎馬戦」(金賢星、福岡初級3年)

学美賞「サーカスのライオン」(文怜、西神戸初級4年)

学美賞「キャンプ」(朴美蘭、千葉初中・初級部6年)

学美賞「赤い花に込められた意味」(許聖芽、東京第4初中・中級部3年)

[朝鮮新報 2009.10.2]