「民族を感じる手段」 |
舞踊家 高定淳さん 「踊っていられれば幸せ」 中級部1年生から舞踊を始め、高級部卒業後東京朝鮮歌舞団に入団。21年間の活動ののち、05年からフリーランスに。現在、文芸同中央舞踊部員の傍ら、歌舞団時代から受け持っている地域のチャンゴ、舞踊サークル指導をし、さらに都内の各級学校で書芸の講師を務めている。 今月24日には、東京・品川区の「きゅりあん大ホール」で「2009高定淳・柳美羅の舞vol.U『魂』」を上演する。朝鮮の現代舞踊と伝統舞踊、ソヘグム演奏などが舞台を飾る。高さんは、今年の夏に朝鮮で手ほどきを受けてきた独舞「トラジ」を披露する。 「舞踊は民族を感じる一つの手段。伝統舞踊にもチャレンジしているが、踊りを通して民族は一つだということを実感できる。『在日』だからこそできる、統一への一歩になれば」(裕) [朝鮮新報 2009.11.9] |