城北初級連合同窓会初代会長　金光洙さん

　母校の創立５０周年を盛大に祝おうと２年前から準備が進められ、満を持して結成された連合同窓会の初代会長。先日行われた記念行事には、満面の笑みをたたえて参加者たちを迎えた。

　「どうすれば卒業生たちを一人でも多く集められるか、それだけを考えてやってきた。とくに３０、４０代の期別の卒業生たちが頑張ってくれたおかげで、記念行事を意義深いものにすることができた」とほほ笑む。

　在日同胞社会、朝鮮学校を取り巻く状況が依然厳しい中、まずは集まることが先決だと述べながら、同胞たちの意識を変えることも大切だと語る。

　「今日の記念行事にとどまらず、地域の同胞や学父母たちがさらに団結し、先代から受け継いだ民族の魂を子どもたちにつなげていけるよう、さらにまい進していきたい」と力強く語った。（松）

［朝鮮新報 2009.11.9］