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金剛山歌劇団公演「アルム」 岡山、下関で盛大に

 金剛山歌劇団岡山公演(主催=同公演実行委員会)が6日、岡山県倉敷市民会館で行われた。

 総連岡山県本部の邊日銖委員長と公演実行委員長の金英澤倉敷地域商工会理事長、日本と南北朝鮮との友好を進める会の三原誠介会長、岡山県議会議員、倉敷市議会議員、同胞と日本の市民ら1300余人が観覧した。

 公演の準備は実行委のみならず、地域の同胞たちが一丸となりすすめてきた。とくに同地域の青商会の会員たちは率先して、警備活動にもあたった。

 観覧者たちは、「古典作品をアレンジした舞踊など、ユニークな演出で、いつも以上に楽しめた」などと感想を残した。

 岡山では50余年間、歌劇団の公演を絶え間なく行ってきた。厳しい情勢や経済不況が続くなか、2年前には一度使用許可を得た会場側から不当に「不許可」を言い渡されたが、地域同胞や良心的な日本市民たちと手を取り合い、公演を実現させた。公演は、同胞の結束と朝・日の連帯、友好を促進するうえで欠かせない行事の一つとなっている。

 また例年にならい、公演の全収益は、岡山朝鮮初中級学校に寄付された。

 これに先立つ4日、下関公演(主催=同公演実行委員会)が、山口県下関市民会館・大ホールで催された。

 総連山口県本部の金賛福委員長と公演実行委員長の朴泰振下関商工会会長、日朝友好連帯の会、市議会議員、同胞と日本市民ら1300余人が観覧した。

 実行委員たちを30〜40代で主に構成し、広告集めや動員活動に励んだ。

 3日には、山口朝鮮初中級学校の体育館で交流会が開かれ、230余人の同胞たちが訪れた。会では、同校の生徒たちによる歓迎公演と歌劇団の団員たちによる公演が披露されたのち、女性同盟下関支部が準備した料理に舌鼓を打ちながら、交流の輪を広げた。

[朝鮮新報 2009.11.13]