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愛社精神で「生産増加」

平壌紡織機械工場支配人 ファン・キルチョルさん

 近年、朝鮮各地の工場や企業所が機械や設備を刷新して生産性の向上を実現している。

 平壌紡織機械工場もそのうちのひとつ。「成功の陰にあるのは、支配人の鋭い着眼点とアイデア。どんなことにも常に新しさを求め、誰よりも努力を惜しまず、探求し続けている」と従業員らは話す。

 金策工業総合大学卒業後、同工場に就職したファンさんは8年前、35歳の若さで支配人に就任した。

 現在、同工場で生産しているレピア織機の性能は国内で高い評価を得ている。

 ファンさんのモットーは浮かんだアイデアは即、実践に移すこと。

 「一台の機械の完成にいたる工場のすべてに愛着を持ち、自身が工場の主人であると自覚することが生産増加につながる」と話す。

 「従業員みんなの愛社精神と精神力で、2012年までに工場の目標を必ず達成できると確信している」【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.11.24]