「ウリ植物名の由来」U、V巻出版 |
東京・荒川で「出版祝う会」 玄正善さん 「植物名の由来については、すべてが解明されているわけではない。今度の本には私自身の解釈をたくさん込めた。多くの愛好家や研究者たちからの批評がいただければ、こんなにうれしいことはない」 このほど東京・荒川商工会顧問、玄正善さんの新刊「ウリ植物名の由来」(U、V巻・A4版)の「出版を祝う会」が11月27日、都内のホテルで開かれた。 2年前に出された同T巻と7年前の「植物辞典」の出版につぐもので、北南の学会はもとより、日本の植物研究者らからも反響が届いている。 朝鮮半島には約4千種の植物が生息しているといわれている。3巻あわせて750ページにのぼる大著には、ほぼ半分の2千種が網羅された。構想から刊行までほぼ15年かかったという。「全てのウリハッキョに贈りたい」と笑顔で語った。(粉) [朝鮮新報 2009.12.7] |