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市民の食生活に貢献

平壌ナマズ工場支配人 パク・ヨンロクさん

 平壌市楽浪区域にある平壌ナマズ工場ではこれまでにない大型のナマズが大量飼育されている。熱帯ナマズの一般的な重さが600グラムなのに比べ、現在ここで養殖されているナマズは3キロだ。「中性ナマズ」と呼ばれている。

 「中性ナマズはとても実利のある優れた種だ。一般ナマズは2キロの飼料で1キロの身を得ることができるが、中性ナマズだと1.2キロの飼料で済む」と説明するパク支配人。

 約10年間の研究の末に、「中性ナマズ」の品種改良に成功した。

 従来のナマズが持つ高い栄養価や生命力の強さなどはそのままだが、味が格段によくなったと評判だ。

 市街の食堂には毎日数十トンのナマズが出回っており、スープが人気だ。

 「味もよく栄養価も高いナマズを大量に生産し、市民の食生活の向上に貢献したい」と語る。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.12.14]