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【解説】 意義ある「全国」大会出場

 「全国」私学大会は、「全国」高等学校バレーボール選抜優勝大会(春の高校バレー)、「全国」高等学校総合体育大会(インターハイ)、「国民」体育大会(国体)に続く大会で、ウィンターバレーとも呼ばれている。

 朝高勢としては、男女の選抜チームが2000、2001年の第5、6回大会に大会本部の推薦(予選免除)で特別出場したことはあるが、単独チームとしては今回が初めての参加だった。

 大阪朝高女子バレーボール部は1990年5月、大阪府高体連主催の春季大会への出場をいったんは認められ1次予選を勝ち抜いたものの、「参加受付は勘違い」(府高体連)だとされて、出場を拒まれたことがある。

 これがきっかけとなり、朝高生の高体連加盟、「全国」大会参加獲得の世論が各地で高まり、活発な要請も行われた。

 93年5月の高体連理事会で朝鮮学校を含む各種、専修学校の94年度からのインターハイ参加が特例として認められることになった。

 その後、朝高生はボクシング、ウエイトリフティング、サッカー、ラグビー、水泳種目など「全国」大会の常連として定着し高い評価を得てきた。

 今回の出場はとりわけ、在日バレーボール関係者のひとしお強い「全国」大会出場への思いが実ったことになる。

[朝鮮新報 2009.1.7]