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西陣囲碁協会9周年の集い 幅広い同胞たちとのつながりを

 西陣囲碁協会9周年記念囲碁愛好家の集いが昨年12月7日、京都の西陣同胞生活相談綜合センター1階の「ハナマダン洛北」で行われ、33人が参加した。

 同協会は、民団やどの組織にも入っていない同胞たちを含む地域同胞たちの民族的なつながりを強化し日常的な関係を深めるために、囲碁愛好家を中心に結成された。

33人が参加し、交流を深めた

 金星圭会長や講師の徐倉光さんをはじめとする多くの人たちの努力により、毎週土曜日、定期的に運営されてきた。

 同協会には現在、46人の同胞が加入しており、京都府全体の同胞囲碁大会も毎年行っている。昨年は特に「トンポアイネット拡大21」の一環として、民団やどの組織にも入っていない同胞愛好家たちにまで対象を拡大し、当日の集いを機に新たに2人の同胞が加入した。

 集いでは、上級(13人)と中級(16人)に分かれて対局が行われ、上級では辺武栄さんが、中級でば萬草さんがそれぞれ優勝した。

 集いであいさつした総連支部の金鐘現委員長は、9年にわたって囲碁の集いを運営してきたことは素晴らしいことだと役員たちの労をねぎらった。

 そして「今日はいつになく多くの人たちが集まり、和気あいあいとした雰囲気の中で集いが行われた。この集いは『トンポアイネット拡大21』の要求と目的にも合っている。これからもこのつながりを幅広い同胞たちに広げていこう」と訴えた。

 囲碁協会事務局長の南昌志・西陣商工会会長は、多くの人たちが楽しく過ごす姿を見ることができてうれしいと述べながら、「これからもしっかりと運営し、10周年を迎える来年は今回の2倍の人たちを集めたい」と抱負を語った。

 西陣商工会の朴泰彦副会長は、これまで参加できなかったが今回初めて参加して和気あいあいとした雰囲気に感動したと述べながら、たくさんの親友を作るためにも囲碁協会に入ると語った。【西陣分局】

[朝鮮新報 2009.1.13]