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大阪朝高ボクシング部OB会 「国体」優勝選手を祝う

 大阪朝鮮高級学校ボクシング部OB会が昨年12月17日、9月28日から10月2日にかけて大分県で行われた第63回「国民」体育大会(国体)のボクシング種目で大阪朝高史上、初優勝した大阪朝高、OB選手らを祝賀する集いを府内のホテルで催し約100人が参加した。

祝賀会には約100人が参加した

 祝賀会ではまず、国体出場選手が紹介され、OB会の趙太植会長から記念品(トロフィー)が授与された。

 また、長年にわたり部の発展に寄与してきたOB会、父母後援会の歴代会長、来ひん、そして祝電が紹介された。

 OB会初代会長を務めた金光哲顧問は、「これからも子どもたちをサポートし、より強い部を目指してもらいたい」と激励した。

 壇上では司会を務めた若手OBが、選手、父母たちにインタビューを行い、参加者らの笑いと涙を誘った。

 朝鮮大学校ボクシング部出身で、大分からかけつけた申徹夫さんは、「大分には大阪のように同胞が多くないため、朝高生らの姿は新鮮だった」と話した。また申さんは、大阪朝高にパンチンググローブを寄贈した。

 祝賀会では、OB中心で結成6年目となる「拳人会」、昨年6月に結成した生野西青商会ボクシング教室「拳青会」の代表ら、元WBCスーパーフライ級チャンピオンの洪昌守さんらが「全国大会」への思いを語り、現役選手らを激励した。

 また、OBで公認会計士試験に合格したばかりの権基哲さんも紹介され、「大阪朝高ボクシング部で培った感謝の気持ちを今後も忘れることなく、同胞企業を助けていけるようがんばりたい」と決意した。また、今年3月の「全国」選抜大会に出場する金泰秀選手(高2)が意気込みを述べた。父母後援会の金大植会長、大阪朝高・宋世博監督も感謝の意を表しあいさつした。

 OB会の趙太植会長は、「部の発展のため、今後もサポートしていきたい」と語った。(東)

[朝鮮新報 2009.1.14]