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九州朝高サッカー部OB会 初蹴りの集いに50人

母校の発展に尽力するOBら

 九州朝高サッカー部OB会が3日、九州朝鮮中高級学校グラウンドで初蹴りの集いを行った。この集いは、1990年代初めに朝高サッカー部が公式戦に出場できなかったときから県代表に劣らない実力があった「黄金時代」を自称する32期と34期が始め、今年で17回目を迎えた。

 集いには38歳(31期)から19歳(50期)までのOB、在学生を中心に31期〜38期、福岡朝鮮蹴球団、46期〜49期、50期〜52期の4チーム、約50人が熱戦を繰り広げた。高麗SC(関東の在日シニアチーム)の廉吉星さん(51、18期)も参加した。結果、今年は福岡蹴球団が優勝した。鄭唯学主将(27、42期)は、「福岡市リーグ1部に所属する蹴球団は、今年度に福岡県リーグへの昇格を目指しているだけに、若いOBに入団してもらいたい」と話していた。

 また、初蹴りの集いの発起人である金禎丸さん(37、32期)は、「今年は優勝できなかったが、参加者数は32期が一番多い」と語った。

 この日、九州朝高サッカー部の強化のためにと九州朝高・鄭永一監督に寄付金が手渡された。【九州朝高サッカー部】

[朝鮮新報 2009.1.14]