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朴光哲選手 プロ修斗公式戦に出場 王者と引き分け

ハイレベルな技で観客を魅了した朴光哲選手

 在日同胞プロ格闘家の朴光哲選手(KRAZY BEE所属、環太平洋ウェルター級初代王者、現9位)が18日、東京・ディファ有明で行われたプロ修斗公式戦「修斗伝承5」に出場し、王者の遠藤雄介選手(GOKITA GYM、世界1位)とメインイベントで対戦。互いに相手の長所を消し合う展開となり、引き分けに終わった。

 新旧王者の対戦は、互いに立ち技での有効打はなく、寝技の主導権争いが続いた。

 両者とも不利な体勢からでも相手の腕や肩を掴んで攻勢に転じるなど、随所に高度な技量を見せ合いファンをうならせた。

 上から強烈なパンチを振り下ろし場内を沸かせた朴選手、相手の背後やマウントポジションを奪ったものの、うまく返され決定打を与えられなかった。

 両者、5分3ラウンドを戦い終え結果は判定に。一人が30−28で朴選手を推したものの、残る二人が29−29と採点したため引き分けとなった。

 朴選手は試合後、「今日の試合は、修斗のファンには受けたとしても、格闘技を知らない人には全く理解されないと思う。そういう人たちを喜ばせる試合がしたかったので反省点だらけ。自分の中ではもっと差があると思っていたが、そこに隙があったようだ。またがんばります」と語った。(泰)

[朝鮮新報 2009.1.21]