千里馬FCの選手と父母たち

　サッカーの第２８回岸和田市長杯が１１、１２の両日に行われ、大阪朝鮮学園・千里馬FC（大阪府の初級部選抜チーム）が初優勝した。

　同大会は静岡、三重、和歌山、大阪、兵庫、岡山の強豪２４チームが参加する権威ある大会で、千里馬FCは過去に２度、準優勝したことがある。

　呉洸太主将（大阪朝鮮第４初級学校）は、「今大会が千里馬FCの一員として出場できる最後の大会だったので、必ず優勝したかった。とてもうれしい」と喜んだ。また、大会最優秀選手賞の�ﾞ尚志選手（生野朝鮮初級学校）は「優勝の要因は、４年生のときから３年間、一生懸命に練習した結果。またアボジ、オモニたちの温かい協力のおかげ」だと興奮気味に話した。

　千里馬FCでは、３年間を通じ一生懸命練習した生徒が中級部でも奮闘し、先輩らの伝統を継ぎ「全国大会」に出場しようと決心している。【大阪朝鮮学園・千里馬FC】

［朝鮮新報 2009.1.21］