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W杯アジア最終予選 サッカー朝鮮代表 11日にサウジアラビア戦

海南島で合宿、上々の仕上がり

 FIFA2010年W杯南アフリカ大会アジア地区最終予選グループBの全8戦のうち、3戦を終えたサッカー朝鮮男子代表が11日、ホーム・平壌でサウジアラビアとの4戦目に臨む。

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アジア最終予選のイラン戦に臨む朝鮮代表。安英学選手(後列左から2人目)と鄭大世選手(前列左)もスタメン出場し、鄭選手は1得点した(2008年10月15日、提供=在日本朝鮮人蹴球協会)

 2007年10月に始まったアジア地区予選は、1、2、3、4(最終)のラウンドで行われている。3次予選を突破した朝鮮は、10チームで争われる最終予選(昨年9月〜、ホーム&アウェー方式)のグループBに属し、南朝鮮(勝ち点7)、イラン(勝ち点5)に次ぎ勝ち点4(1勝1分1敗)で3位につけている。

 サウジアラビアとの一戦はホーム戦だけに、勝ち点を獲得し本大会出場への足がかりにしたい重要な試合だ。

 朝鮮チームは、94年から06年の本大会までW杯に4回連続出場しているサウジアラビアとの大一番を控え、昨年12月から今年1月にかけて中国・海南島で合宿を行った。

 代表コーチとして合宿に合流した在日本朝鮮人蹴球協会・金光浩副会長によると、海外でプレーする選手らレギュラー陣が数人ぬけてはいたものの、現地の強豪チームとの練習試合では1勝2分と、上々の仕上がりを見せているという。

 チームは今回のホーム戦で攻撃的な布陣を敷くことも視野に入れており、金副会長は「状態はとても良く、期待してもらいたい」と話している。

 朝鮮代表は3月28日にアラブ首長国連邦(ホーム、第5戦)、4月1日に南朝鮮(アウェー、第6戦)、6月6日にイラン(ホーム、第7戦)、6月17日にサウジアラビア(アウェー、第8戦)と対戦する。

 本大会は2010年6月11日から7月11日まで開催される予定だ。(東)

[朝鮮新報 2009.2.4]