〈2010年W杯アジア地区最終予選〉 朝鮮、サウジアラビアに1−0で勝利 |
サッカー朝鮮男子代表がホーム・平壌の金日成競技場で11日行われたFIFA2010年W杯南アフリカ大会アジア地区最終予選グループBの第4戦、サウジアラビアとの試合に臨み1−0(前半1−0)で勝利した。聨合ニュースは朝鮮がサウジアラビアを26年ぶりに下したと大々的に報じた。
これで朝鮮は2勝1分1敗の勝ち点7とし、南朝鮮に次ぐグループ2位となった。 試合には安英学(後半20分に交代)、鄭大世の2選手も出場。攻守にわたり華麗なプレーを見せた。 朝鮮は前半29分、ホン・ヨンジョ選手(主将)が相手ディフェンスの意表をつくヒールパスを右のペナルティー地域に送り、走りこんでいたムン・イングク選手が右足で強めのシュートを豪快に決め先制した。直前に鄭大世選手が逆サイドに流れ相手ディフェンス陣を混乱させていた。 この後、幾度となくサウジアラビアの鋭い反撃が見られたが、朝鮮はGKのリ・ミョングク選手、そして安英学選手ら中心の強固なディフェンスで1点差を守りきった。 ホームでの大きな一勝に選手、競技場を埋め尽くした観衆は大喜びだった。 朝鮮代表の次戦(第5戦)は3月28日。アラブ首長国連邦をホームに迎える。(東) [朝鮮新報 2009.2.11] |