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西東京・中部支部 恒例の餅つき登山

爽快だったという西東京中部同胞ら

 総連西東京中部支部同胞たちの年中行事、「2月の名節慶祝 餅つき登山」が15日行われ、33人の同胞が日和田山(埼玉県、305メートル)を登った。

 青く澄んだ空の下、「天下大将軍」「地下女将軍」と記されたふたつの赤い将軍標が迎える高麗駅前を出発した参加者は、古代朝鮮の情緒と香りを全身に感じながら3時間余の道のりを楽しんだ。

 日和田山に登り丹沢−奥多摩−奥武蔵の山々と眼前に広がる高麗の風景、巾着田の独特な形を眺めながら、参加者は満足げだった。山腹の民宿、啓明荘の前で餅をつき2月の名節を祝った。

 その後、宴会が行われそれぞれの関心事と支部、ウリハッキョの話に花を咲かせ親睦を深めたほか、日本百名山登攀を達成し今年を輝かそうという西東京登山協会の鄭在洙会長の言葉に参加者らは拍手で応えていた。

 立川分会の張栄子さんは「同胞とともに山登りをすれば、互いの情が行き来し、気分は爽快になる」と、このような場を今後もぜひ企画してもらいたいと語った。

 また、中部登山会の韓相至会長は「役員のアイディアを結集し、百名山登山をしっかりと企画したい」と話していた。

 西東京中部同胞登山は、今年5回の登山を予定している。昨年9月から始まったウォーキングとストレッチサークルは、毎月行う予定だ。【中部分局】

[朝鮮新報 2009.2.25]