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第2回山口大マラソン大会に120余人 運動活性化につながる場

大会は大いに盛り上がった

 山口県下同胞が集う「第2回山口大マラソン大会」が2月28日、下関市陸上競技場で行われた。今大会は、新たに出発した山口朝鮮初中級学校初開催の大会となった。

 当日の天気は晴れ、山口県下の朝鮮学校生徒、朝青員、学父母ら120余人が参加した。

 開会式では大会実行委員長で総連山口県本部の金讃福委員長があいさつし、各地域の生徒と朝青員が一同に集う意義について強調し、「今後も引き続き同胞運動の活性化につながる場として盛り上げていこう」と話した。

 大会は幼稚園、初級部低学年、初級部高学年男子、女子のマラソン、中級部、朝青の駅伝(計6種目)で行われた。

 マラソンは、幼稚園、低学年は陸上競技場を周回し、高学年は外周コース(2.6キロ)を走って順位を競った。高学年女子部門では徳山朝鮮初中級学校生徒が上位を独占した。
 

メダルを獲得し笑顔

 一方、駅伝は、陸上競技場をスタート、ゴールとし、女子(2.9キロ)、男子(3.4キロ)が外周コースをたすきを回しながら駆けた。駅伝中級部の出場選手は、日ごろの体育授業で鍛えた力を十分に発揮し、元気いっぱいに走った。朝青部門では下関支部が優勝した。

 全ての大会参加者に賞状が、また入賞者にはメダルが授与された。

 子どもや孫、朝青員らを応援しようと、会場を訪れた父母や祖父母、地域朝青員たちが応援合戦を繰り広げた。

 また、山口初中オモニ会が全ての競技参加者、応援者にうどんとおにぎりを振る舞ったほか、アボジ会は飲料水、飴やチョコレートを準備し大会を後援した。

 山口県大マラソン大会は来年、第3回目を迎える。

 来年度も下関地域のみならず、宇部、徳山地域の同胞たちがたくさん集い、朝青世代や青商会世代などの幅広い層が参加できる大会を目指している。【山口初中】

[朝鮮新報 2009.3.11]