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〈在日サッカー協会のページ〉 東京、広島、愛知で朝・日親善サッカー大会

イギョラ杯

 第19回国際親善ユースサッカー大会イギョラ杯が3月22日から24日にかけて行われた。今大会には、2年ぶりに南朝鮮から錦湖高が参加したほか、初参加の青森山田高、藤枝東高などの強豪とJリーグ傘下のユースチームの参加で数々のハイレベルな試合が繰り広げられた。また、今年は駒沢オリンピック公園の人工芝2面を使用できたことにより、大会の環境もより良くなった。

 試合では、安定感のある青森山田高、実績のある鹿島学園高、実力のあるFC東京ユース、ここ一番で集中力の高い成立学園高がリーグ戦を勝ち抜き、決勝リーグへと進んだ。

 青森山田高と鹿島学園高による準決勝は、今大会きっての好ゲームとなった。青森山田高が試合終了間際に追いつき、PK戦で勝利した。

 FC東京ユースと青森山田高の決勝では、青森山田高が序盤から試合の流れを支配。2−1で逃げ切り、初参加、初優勝を遂げた。東京朝高は8位だった。

 イギョラ杯は来年度に20回大会をむかえる。

【大会成績】@青森山田高(青森)AFC東京ユースU−18(東京)B成立学園高(東京)C鹿島学園高(茨城)

ピョンファ杯

 第16回朝・日親善高校広島サッカー大会ピョンファ杯が3月25日から26日にかけて行われた。大会には、広島、神戸、大阪、京都の各朝高4校とともに、今年の全国高校サッカー選手権大会に出場した作陽高、松山北高をはじめ、神村学園高、高川学園高など九州、中国地方の強豪8校が参加した。

 初日に予選リーグ、2日目にはトーナメント方式の順位決定戦が行われた。

 決勝では作陽高を2−0で下した松山北高、大阪朝高に1−0で競り勝った大社高が対戦。前半に得点した大社高と後半に追いついた松山北高の接戦はPK戦となり、サドンデス戦を制した大社高が優勝した。

 一方、3位決定戦では、大阪朝高がPK戦の末に惜敗した。

【大会成績】@大社高(島根)A松山北高(愛媛)B作陽高(岡山)C大阪朝高(大阪)

K・Jフェスタ

 第5回愛知K・J(Korea/Japan)サッカーフェスタが3月21日から23日にかけて行われた。

 大会は、愛知朝高サッカー部OB会が主催し、東海地方の同胞愛好家の多面的な協力のもと、5年前に始まり内外から注目されており、第1回大会から東海学園高の全面的な理解と協力を得ている。

 大会は、▼全国の強豪を愛知に集め良い環境を提供することで、各青年期(ユース年代)チームの強化に寄与し▼朝・日間の親善交流を深め▼愛知朝高サッカー部強化を目的に開催されている。

 大会の決勝に上がった両チームは、各府県の新人戦で優勝したチームで、総合的な水準の高い試合を展開した。

 予選リーグで2勝1敗だった愛知朝高は2位グループで1位となり、大会開催以来初の決勝トーナメント進出を達成。大会期間、強豪との試合を通じ、今後の展望あるチームの姿を見せることができた。

【大会成績】@神戸科学技術高(兵庫)A金光大阪高(大阪)B浜松開誠館高(静岡)C愛知朝高(愛知)

【在日本朝鮮人蹴球協会】

[朝鮮新報 2009.4.8]