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平壌で「万景台賞」マラソン大会 今年からIAAF公式記録に認定

8カ国、220人出場

 【平壌発=呉陽希記者】国際陸上連盟(IAAF)−第22回「万景台賞」マラソン競技大会が12日、平壌で行われた(写真=文光善記者)。朝鮮、エチオピア、ジンバブエ、南アフリカ、ボツワナ、ケニア、ナミビア、中国など、8カ国から男子130余人、女子90余人の選手が出場した。

 金日成主席の生誕日(4月15日)に際して行われている同大会は、昨年からオリンピック参加資格大会を兼ねるようになった。今年の大会からは出場選手たちの記録がIAAFの正式記録に認定されるようになる。

 午前9時30分、選手たちは金日成スタジアムをいっせいにスタートし、平壌市街42.195キロメートル区間を走破した。

 男子上位には中国の王沢民選手(2時間14分21秒)、ナミビアのリタ選手(2時間14分23秒)、ケニアのロノ選手(2時間14分37秒)が入り、朝鮮のリ・ヒョンウ選手(4.25体育団所属、2時間14分45秒)が4位に入賞した。

 女子は朝鮮選手が上位を独占。昨年に続いて4.25体育団のピョ・ウンスク選手(2時間28分34秒)が優勝し、4.25体育団のキム・クムオク選手(2時間28分38秒)が2位、商業省体育団のチョン・ヨンオク選手(2時間32分51秒)が3位だった。今大会で王沢民選手(27)、ピョ・ウンスク選手(30)は自己記録を更新した。

 同大会に初参加の王沢民選手は、「天気が良く、レースしやすかった。来年も参加したい」と述べた。

 一方、ピョ・ウンスク選手は、「30キロメートル地点で疲れ、思ったよりスピードがあがらなかった。1位になったのはうれしいが、課題も多い」と語った。

[朝鮮新報 2009.4.16]