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神戸朝高ボクシング部3選手が兵庫県大会を制する 12年ぶり3度目の総合優勝も

李智志、李俊憲選手がインターハイへ

神戸朝高ボクシング部選手と応援に駆けつけた同胞

 神戸朝鮮高級学校ボクシング部の王賢吾(高2、モスキート級)、李智志(高3、フライ級)、文志成(高3、バンタム級)、権卓良(高2、フェザー級)、李信(高2、フェザー級)、李俊憲(高3、ライト級)の6選手が5〜7日にかけて県立西宮香風高校ボクシング場で行われた2009年度兵庫県高校総合体育大会ボクシング競技(インターハイ予選)に出場し、王賢吾、李智志、李俊憲の3選手が優勝した。

 決勝戦まで勝ち進んだ李智志選手は、市立科学技術高の尾崎亮選手を相手に、ダウンをとるなど大差の判定で勝利をおさめた。

 同じく決勝戦進出を果たした李俊憲選手は、昨年度インターハイ兵庫県代表の強豪・西宮香風高の楓篤選手に圧勝し、最優秀選手賞にも輝いた。

 王賢吾選手は他校の出場選手がいなかったため、認定優勝となった。

 また、権卓良選手は準優勝、文志成選手は3位入賞を果たし、神戸朝高は学校対抗で12年ぶり3度目の総合優勝を果たした。

 今大会で優勝した3選手は19日から21日まで和歌山県で行われる近畿選手権大会に兵庫県代表として参加する。李智志、李俊憲選手は兵庫県大会でインターハイ出場が決まったが、王賢吾選手は近畿大会での優勝でインターハイ出場権を獲得できる。

 神戸朝高の金潤徳監督は、「学校創立60周年にあたる今年、このような実績を残した選手たちを誇りに思う。6月25日から7月9日まで行われる祖国強化練習では、技術だけでなく精神面を鍛えていきたい」と述べた。【神戸朝高ボクシング部】

[朝鮮新報 2009.6.10]