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第9回在日同胞女性中央ゴルフ大会 各地から175人が参加

ゴルフへの情熱、民族愛あふれる場

 第9回在日同胞女性中央ゴルフ大会が2〜3日、静岡県浜松市のグランディ浜名湖ゴルフクラブで行われた。1991年から隔年で開催されてきた大会は、ゴルフへの情熱と民族愛で通じ合っている同胞女性が集う貴重な場となっている。

盛り上がった前夜祭

動員と運営、賞品準備など大会成功のため尽力した実行委員ら

 初日、20都府県から集まった34〜77歳までの計175人の選手と関係者による前夜祭が行われた。

 前夜祭では、女性同盟中央の姜秋蓮委員長があいさつを行った。

 姜委員長は、同胞社会を取り巻く厳しい情勢のなか、ゴルフ大会を成功させようと尽力した実行委員と賛助者たち、そして選手たちに敬意を表し、同胞民族圏を守り拡大させるためにも同胞社会において女性がさらに多くの役割を担っていこうと力強く述べた。

 また、大会準備に携わってきた26人の実行委員らが紹介された。

 実行委員会の李英淑委員長(栃木県在住)は「18年間、一度も中断することなくゴルフ大会を継続してこられたのは、ゴルフへの情熱と民族愛にあふれた同胞女性がいたからこそ」と指摘。場内は大きな拍手に包まれた。

 前夜祭ではまた、金剛山歌劇団の男性団員による歌で大きな盛り上がりを見せた。

共に喜び分かち合う

晴天のもと、初めて知り合った選手たちもすぐに打ち解けあった

 翌3日、朝からゴルフ大会がスタートした。貸切のゴルフ場からは終始、同胞女性の歓声や笑い声が聞こえた。

 午後に行われた表彰式では、尹京秀競技委員長(福岡県在住)が成績と各賞を発表した。

 個人戦(新ペリア方式)で優勝した金江淑さん(栃木県在住)は、「失敗が多かったから、(優勝が)信じられない。同じグループの選手に良い影響を受けた。それにしても、このように同胞女性が集まって喜びを分かち合えるということは、ほんとうに貴重なことで、自分自身が朝鮮女性であることを再認識できる場である」と興奮気味に話していた。

 参加者たちは、同胞女性同士の連携と親ぼくを深めることができるゴルフ大会で終始、楽しい時間をすごしていた。また、近畿地方で開催予定の第10回大会での再会を誓い合っていた。【女性同盟中央】

▲大会成績 

 個人戦@金江淑(栃木)A高清子(愛知)B金教子(東京)、 団体戦@愛知AA福岡AB東京A、グロス@高清子選手(愛知)A白由利子選手(大阪)B李文子選手(愛知)

[朝鮮新報 2009.6.17]