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〈2010年W杯アジア地区最終予選〉 大きな夢が現実に 

 強盛大国へと進む朝鮮の選手たちのひたむきな姿に大きな感動を覚えた。そのうえ、民族教育を受けて育った2人の在日同胞選手が含まれているので、感無量だ。彼らは、朝鮮学校に通いながらサッカーの技術を磨いている同胞生徒たちに、今後朝鮮の代表選手としてW杯に参加できるという大きな夢を、現実を通して見せてくれた。

 サッカーの役割はとても大きい。その分、朝鮮の選手たちがW杯本大会でめざましい成果を収めてくれることを心から願っている。

 在日本朝鮮人蹴球協会では、これからも学生育成事業に多くの力を注ぎ、朝鮮代表選手を育てていきたい。(文章弘、在日本朝鮮人蹴球協会会長)

[朝鮮新報 2009.6.19]