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朝鮮選手団が帰国 「本大会で期待に応えたい」

 【平壌発=呉陽希記者】44年ぶりの本大会出場決定という快挙に朝鮮国内が沸き立つなか、サッカー男子代表選手団が20日、帰国した。一行の到着を待ちわびるかのように、平壌空港には市内の労働者や選手たちの家族、親せきが詰めかけた。

 午後4時、一行が飛行機から降りてくると、待ちうけていた市民たちからいっせいに「よく戦った」「おめでとう」などと歓声が上がった(写真撮影=文光善記者)。

 最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、朝鮮労働党中央委員会の金仲麟書記、体育指導委員会の朴学先委員長ら幹部も空港で一行を迎えた。

 キム・ジョンフン監督は、「W杯出場は始まりにすぎない。本大会での結果で周囲の期待に応えていきたい」と話した。また、「安英学、鄭大世選手たちが予選の全過程で自分たちの能力を最大限に発揮し、チームに大きく貢献した」と高く評価した。

 この日、市内の沿道には数多くの市民がつめかけ、帰国した代表チームを温かく出迎えた。

 また、内閣主催の祝賀宴が玉流館で催された。

[朝鮮新報 2009.6.24]