top_rogo.gif (16396 bytes)

京都同胞スポーツフェスティバル あふれる同胞の笑顔

サッカー、卓球なので盛り上がりを見せた京都同胞スポーツフェスティバル

 京都同胞スポーツフェスティバルが18日、京都朝鮮中高級学校で行われた。総連京都府本部の金学福委員長、在日本朝鮮人京都府体育協会の李鐘大会長と各競技別協会会長らをはじめとする同胞、児童たち300余人が参加した。スポーツを通じて幅広い同胞たちとの連携を図ろうとの目的で、総連府本部と京都体協、各協議別の団体が共同で企画した。

 京都にはサッカー、バスケットボール、ゴルフ、登山、囲碁の協会があり、それぞれ対外試合や交流会を行っている。また、卓球と柔道は、同校卒業生と学父母らによる後援会が活発に活動している。そんな中、愛好家だけでなく同胞や子どもたちが一堂に会し、さまざまなスポーツを観戦・体験し交流を深める場を提供しようとの声があった。

 この日は、サッカー、バスケットボール、卓球、柔道、ラグビーなどの競技が行われた。登山愛好家らは同校裏の大文字山を登山した。幼い孫を連れて登った同胞もいた。サッカー教室も行われ、技術指導を受けながら一生懸命ボールを追いかける子どもたちの姿が見られた。競技後、参加者たちは焼肉を食べながら交流を深め、各競技団体の活動紹介や腕相撲大会などが行われた。

 京都朝鮮蹴球団初代団長だった李鐘大会長は、同胞社会においてスポーツの占める役割の大きさを常に心に刻み、活性化に力を注いできた。参加者が汗を流す姿を見ながら「同胞たちの表情は明るく、和気あいあいとした雰囲気だった。今後も、年に一度はみんなで集まって楽しめる場を作りたい」と語った。(李泰鎬記者)

[朝鮮新報 2009.10.28]