京都・滋賀初級部合同サッカーチーム 関西大会出場へ |
京都と滋賀の朝鮮初級学校生徒たちの合同チームであるCOREA・FCが、1日に行われた平和堂カップ決勝戦で準優勝した(写真)。 昨年から行われている同大会は、京都府内124チームの中から今年度大会成績上位24チームに参加資格が与えられるハイレベルな大会だ。 今年度、COREA・FCは全日本少年サッカー大会や夏のセレマカップなどの京都府大会予選リーグで優勝チームに惜敗するなど、大会上位の成績を残すことができなかった。 しかし、17人の選手らは教員らとともに地道な練習に励み、9月から行われたみやびじょんカップの右京支部予選(10チーム参加)で見事優勝し、右京支部代表として平和堂カップへの出場権を獲得。今年で9年目を迎えたCOREA・FCの活動歴史上、初の快挙となった。 生徒らはさらに大きな目標に向かって平和堂カップに挑んだ。 予選リーグを1位通過したCOREA・FCは、準々決勝で長岡京SSに1−0で勝利し、準決勝では修斉を1−1(PK4−3)で下した。 京都府1位をかけた決勝戦では、今年度の全日本少年サッカー大会で京都府代表としてベスト16に入った久御山と対戦。生徒たちはレベルの高い相手に対して怯むことなく攻めたが、延長戦の末にPK負けした。 惜しくも優勝は逃したが、京都のサッカー関係者に底力を誇示する機会となり、同胞学父母らに大きな喜びを与えた。 今大会でベスト4入りしたことにより、COREA・FCは2府4県の代表が参加し12月12日から行われる第33回関西少年サッカー大会(ニッポンハムカップ)に京都府代表として出場することになった。 朴章太主将は「みんなが力を合わせてがんばったから、ここまでこれたと思っている。関西大会でも京都の代表として、ウリハッキョの代表としてみんなと力を合わせてがんばりたい」と意気込みを語った。 今年のCOREA・FCは京都・滋賀合同チームではあるが、6年生の中には滋賀と京都第3初級の男子生徒がいないため、実質的には京都第1、京都第2の合同チームだった。【京都第1初級】 [朝鮮新報 2009.11.25] |