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13年ぶり、「全国」選抜大会出場へ 神戸朝高ボクシング部の2選手

 第17回近畿高等学校ボクシング新人大会が11月20〜22日、和歌山県立体育館で行われ、近畿2府4県の代表15校、37選手が参加した。

 大会には、神戸朝鮮高級学校ボクシング部の王賢吾(高2、ライトフライ級、写真)、権卓良(高2、ライト級、写真堰jの2選手が兵庫県代表として出場し、それぞれ優勝した。

 王選手は準決勝で奈良県代表選手を判定で破り、決勝では今年度インターハイ3位の橋詰将義選手(大阪府代表、興国高)を相手に一進一退の攻防を繰り返し、判定勝ちした。準決勝で和歌山県代表選手から1Rにダウンを奪ってRSC勝ちした権選手は、決勝で本山亮徳選手(奈良県代表、奈良朱雀高)と果敢に打ち合い、相手の反則を呼び込んで失格勝ちした。

 一方、大阪朝鮮高級学校の宋英俊選手(フェザー級)が大阪府代表として出場し、決勝進出を果たしたが、惜しくも準優勝となった。

 近畿新人大会で1996年以来13年ぶり2回目の優勝を果たした神戸朝高の2選手は、近畿ブロック代表として、来年3月下旬から群馬県で開催される「全国」選抜大会に出場する。また、神戸朝高の金潤徳監督は、近畿ブロック代表監督に選出された。【神戸朝高ボクシング部】

[朝鮮新報 2009.12.9]