top_rogo.gif (16396 bytes)

春・夏・秋・冬

 街宣車に特攻服。右翼団体の定番だが、近頃は「正装でデモ」の右翼団体が各地で幅を利かせている。「不逞朝鮮人を日本から叩き出せ」などと連呼し市民を威嚇するやり方はまったく同じだ。たちの悪いことに、考え方の異なる人たちに対し、インターネットを通じて執ような攻撃を加えている

▼在日外国人の人権尊重を主張する市民を「非国民」「国賊」と中傷する。朝鮮大学校にまで押しかけ妄言を吐いたこともあるある団体は、「特別永住」の在留資格、朝鮮学校に対する地方自治体の補助金や無年金外国人への給付金、総連関連施設の固定資産税減免などが、あたかも特別に施された権利であるかのようにわい曲する

▼「相手にするだけ無駄」との指摘もあるが、同胞の知人や友人の日本人にまで被害が及んでいるので看過できない。つい最近も日本の過去清算や平和、人権擁護を訴える市民のささやかな集会に大挙押し寄せ、大声で威嚇し妨害していた。日本軍「慰安婦」問題を扱った東京の集会では、70代女性が会場に入ろうとして妨害され負傷した。富山市は抗議を理由に集会の後援を取り消してしまった

▼排外主義の根源は歴史修正主義にある。といっても「(植民地支配について)日本は朝鮮で良いことをした」「慰安婦は自ら志願した」などという幼稚なものだ。どこかの政治家も同じようなことを口走っていたが、デマが事実を変えることはできない

▼挑発に乗ってはいけない。集会の主催者たちは、大声でなじられ侮辱されてもじっとこらえ、平穏に集会を進めた。その勇気に敬意を払いたい。(天)

[朝鮮新報 2009.8.10]