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春・夏・秋・冬

 総選挙での惨敗を受けて、自民党内が揺れに揺れている。4日に行われた全国幹事長会議では、「党総裁選の地方票を増やすのは制度を変えるのが難しいというが、やれば変えられる。中央から変えてほしい」「自民党のマニフェストは民主党より後から作ったのに、非常にわかりにくかった。党本部は発想を変えるべきだ」など、中央に対する不満が噴出した

▼責任を負って辞任することを表明した麻生総裁だが、敗北した原因を真摯に探っているようには見えない。2日から続いている取材拒否はその一例。首相指名選挙に関する質問を受けて「総裁に聞くことではない」と不機嫌になったのがその原因だが、その後も「丁寧にやる。ちゃんとした質問をしたらな」と相変わらずへそを曲げているようだ

▼このような態度も一因だろうが、党内では首相指名選挙で誰に投票するかが問題になっている。「辞意を表明した総裁には投票できない」「白紙投票は義務を放棄すること」など、さまざまな意見が飛び交っている。国政とはかけ離れた党の独りよがりの論理のみで議論が進んでいるとは、一部マスコミも指摘しているところだ

▼こうした流れを受けて、当初は30日の任期まで務めるつもりだった麻生総裁が、16日午前に辞表を提出する意向を固めたという。「政権より政策」と訴えて総選挙を先送りし、総裁の椅子も離そうとしてこなかった

▼過去の実績の上にあぐらをかいて、時代の流れもお構いなく旧態依然を「是」としてきたことに対する反省が必要だと指摘する向きが多い。(国)

[朝鮮新報 2009.9.10]