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春・夏・秋・冬

 2002年9月17日、朝・日の首脳がサインした朝・日平壌宣言。「朝・日間の非正常な過去を清算し、懸案事項を解決して結実ある政治、経済、文化的関係を樹立する」とうたわれている。にもかかわらず、日本のメディアは「核・ミサイル・拉致の包括的解決を盛り込んだ」と恣意的に解釈している

▼民主党の鳩山代表は14日、国会内で麻生首相と会談し政権の引継ぎを受けた。この席上、鳩山代表が同宣言の効力を確認したのに対し、麻生首相はその効力を認めたという。しかし、平壌宣言に対する理解がメディアと同レベルだとしたら問題だ

▼麻生首相はまた、朝鮮問題に関しては「複合した視点で取り組んでいかないといけない」と助言した。安倍元首相時代から始まった朝鮮敵視、在日朝鮮人排他政策をさらに強化した圧力一辺倒の政策は、どのような「複合した視点」から行ってきたのだろうか

▼麻生首相は、「日本の針路を間違わないようにしてほしい」とも語ったそうだが、対朝鮮政策も含めた自民、公明の示した「針路」が国民に受け入れられなかった結果が総選挙惨敗だということに気づいていないようだ

▼各国のメディアは、中国の温家宝首相や米国のボズワース特別代表の訪朝について報じている。日本の新政権が、これまでのように拉致を口実に対話へと舵を切らなければ、諸問題の解決はもちろん、国際社会でますます孤立を深めるのは火を見るより明らかだ。麻生首相の言う「針路」がどのようなものかはわからないが、しっかりとした針路を取ってもらいたい。(国)

[朝鮮新報 2009.9.16]