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中央オモニ大会−次代につなぐ民族の心

 先日、第8回中央オモニ大会(東)を取材した。会場には600人を超える参加者が集い、熱気で溢れていた。中にはベビーカーを押し、赤ちゃんを抱き、小さな子どもの手を引いた若いオンマらの姿もあった。

 本大会は、女性が子どもを産んでその生涯を終えるまで、実に幅広い年齢層の女性を対象としているなか、参加者は主に30〜40代の子育て世代が大半を占めていた。

 冒頭で上映された各地の活動紹介ビデオやリレースピーチからは、子育てに奮闘する在日3世、4世たちの情熱が伝わってきた。住み慣れた土地を離れ、嫁ぎ先で子育てに苦闘する友人宅を、同じく乳児を抱えた若いオンマが訪ねていく。

 「○○オンニもいるし、同い年の○○もいるから出ておいで」

 乳飲み子を抱え、家庭に閉じこもりがちなオンマを地域同胞社会へと誘い出す。こうした活動が日本各地で広がり、115カ所、4000人が参加する同胞子育てサークル網が作られた。

 ここに参加するオンマたちに共通するテーマは、次世代の子どもたちにいかに民族を伝えるかということだ。

 同胞数の多少にかかわらず、どの地域でもこの問題に取り組み、さまざまな工夫を凝らして活動を展開している。

 そのネットワークを支えているのが朝鮮学校出身者という強い絆。「朝大出身」「○○朝高出身」「○○初中出身」、そしてその知り合い、というだけで、10年来の親友のように打ち解け、子育ての悩みや家庭の話、教育問題などをざっくばらんに語り合う。共に泣き、笑い、絆を深めていく女性たち。その姿に同胞社会の希望が見えるようだった。(潤)

[朝鮮新報 2009.7.24]