top_rogo.gif (16396 bytes)

愛知・東海と西春で09年最後のマダン

スタッフと参加者が支え合い

歌を歌いながら楽しいひとときを過ごした(西春)

 2006年からほぼ毎月1回のペースで同胞高齢者たちにレクリエーションと昼食を提供してきた東海市の東海マダンと清須市の西春マダンによる09年最後のマダンが昨年12月19日と20日、東海知多同胞生活相談綜合センターと旧愛知朝鮮第9初級学校校舎でそれぞれ行われた。

 両マダンには毎回、15人前後が参加している。ほとんどが介護認定を受けていない元気な同胞高齢者たちだ。参加者たちのために女性同盟愛知では毎回おいしい料理を提供してきた。またNPO法人コリアンネットあいちでは専門の職員を「ポラムティア」として派遣。介護予防のための運動や認知症予防のための脳リハビリなどを取り入れたレクリエーションを行っている。

 現在、各センターでは同胞高齢者のための「ミニデイ」を開設することが課題となっているが、定期的な開催は容易ではない。両マダンを支えてきたのは地元やその近辺のボランティアたち。そして彼らを支えてきたのは参加者たちの笑顔だ。

 「地道な活動」がより多くのセンターで行われることが求められている。【愛知県同胞生活相談綜合センター】

[朝鮮新報 2010.1.12]