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「ポラムティア」が旧正月を祝う民俗遊び

子どもたちが共に楽しむ

 NPO法人コリアンネットあいちのボランティアネットワークである「ポラムティア」のスタッフが主催する旧正月を祝う民俗遊びが2月13日、名古屋コリアンスクールで行われた。

 「ポラムティア」では、3年間にわたって日本学校に通う在日の子どもとその友人たちを対象に「KOREA−子どもたちの遊びの広場(ノリマダン)」を開催してきた。

 今回の集いには、朝鮮学校と日本学校に通う44人の子どもたちとスタッフおよび関係者、学父母ら79人が参加した。

 この日の集いに参加した日本学校に通う子どもたちは9人。中には、日本の子どもたちもいた。彼らが朝鮮学校の子どもたちと交流する機会はなかなかなく、「ポラムティア」のスタッフたちはそのような交流の場を設けようと今回の集いを企画した。

 子どもたちは、生まれて初めて体験するチェギチャギやペンイ(こま)、シルム(朝鮮相撲)や腕相撲、縄跳び、ユンノリ、ノルティギなどさまざまな民俗遊びを楽しんだ(写真)。

 この日の集いには、「ポラムティア」に属する愛知朝鮮中高級学校の高3の生徒たちも参加。子どもたちの安全を見守りながら、本人たちも楽しんだ。

 一方、学生時代に朝鮮学校でノルティギやクネ(ぶらんこ)を楽しんでいたオモニたちも、久々のノルティギを前に居ても立ってもいられず、子どもたちに混じって見事に跳ね上がっていた(写真)。

 遊びを満喫した参加者たちは、スタッフが用意したトックやヨモギ餅、タグァ(茶菓)などのデザートに舌鼓を打ちながら交流を深めた。【NPO法人コリアンネットあいち】

[朝鮮新報 2010.3.1]