総連 第22回全体大会行われる |
「新たな全盛期」を開くための活動方針を提示
22全大会は先代の輝かしい活動事業を継承し、あらゆる活動を新世紀の要求と同胞の志向に合わせて革新する大会となった。大会では2012年に祖国と共に総連の「新たな全盛期」を切り開くための活動方針を決定した。 22日午前11時、「愛国歌」の吹奏で開幕した大会では、南昇祐副議長が最高人民会議常任委員会の祝電を朗読した。また祖国統一民主主義戦線中央委員会、朝鮮海外同胞援護委員会はじめとする朝鮮の各団体から寄せられた祝電が紹介された。資格審査の報告が行われたあと、大会の議題と執行部、幹部団の構成および運営手続きに関する提議が行われた。 許宗萬責任副議長が大会報告を行った。報告は21全大会以降、3年間の活動を総括し、今後3年間の活動方針と課題、達成すべき目標について指摘した。 大会では朝鮮に各団体、個人から送られてきた祝賀ビデオメッセージが紹介された。 総連中央監査委員会洪仁欽委員長が監査委員会事業報告を行った。 二日間にわたり行われた大会では16人の代議員が討論した。5つの機関、団体のビデオ討論も行われた。 大会では民主党副代表・石井一参議院員、社会民主党副党首・又市征治参議院員、国民新党幹事長・自見庄三郎参議院議員、自由民主党総務会副会長・馳浩衆議院員、公明党副幹事長・高木美智代衆議院員、日本共産党 党国際委員会 副責任者 笠井亮衆議院員, 日朝国交促進国民協会の和田春樹事務局長、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会の清水澄子代表、平和フォーラムの福山真劫代表、金日成花金正日花普及委員会名誉会長、ラトナ・サリ・デヴィ ・スカルノ夫人があいさつした。 各地の朝鮮学校学生たちの祝賀ビデオメッセージが紹介され、青年学生代表の祝賀があった。また6.15共同宣言実践南側委員会と海外同胞団体からの祝賀ビデオメッセージと祝電が紹介された。 大会では、許宗萬責任副議長が行った報告が大会決定として満場一致で採択された。 22全大会で決定された方針は、2012年に在日朝鮮人運動の「新たな全盛期」を開くための当面の課題であると同時に、総連事業の新しい段階をも展望した中長期的事業方針になる。 財政決算および予算案審議委員会の審議結果が採択された。 続いて総連中央役員選考委員会の報告が行われ、委員会の選考結果を満場一致で採決した。 大会では金正日総書記にあてに総連22全大会名義で手紙を送った。 許宗萬責任副議長が閉会のあいさつを行った。 大会終了後、 総連中央委員会第22期第一回会議が行われ、総連中央常任委員会委員が選出された.。また、中央監査委員会委員長が互選された。 [朝鮮新報 2010.5.23] |