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「人権と生活」31号発刊

特集「在日本朝鮮人人権白書」

 「人権と生活」Vol・31(2010年秋号)が発刊された。

 今号の特集は「在日朝鮮人人権白書2010」。「韓国強制併合」100年を迎えた今日の民族教育や生活の権利状況、根強い民族差別と人権侵害など、在日朝鮮人のさまざまな人権問題について、会員の学者、弁護士らが解説している。在日朝鮮人の歴史的背景と現場の実践活動を踏まえ、日本による100年にわたる植民地主義と差別政策の本質を鋭くえぐり出す。執筆した9人全員が20、30代の会員であることも、興味を引く。

 また、1960年代後半、民族教育の規制を企図した「外国人学校法案」を廃案に追い込み民族教育を守った運動の経験について、体験者のインタビューを載せた。

 このほか、生活問題、各地の活動や若手会員の紹介も掲載されている。

 頒価800円。問い合わせは在日本朝鮮人人権協会事務局(TEL 03・3837・2820、Eメール=jinken94@yahoo.co.jp)まで。

[朝鮮新報 2010.10.25]