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同胞青年のパワー

 朝青、青商会、留学同、女性同盟が共催した在日同胞青年祝典「ウリミレEXPO」(7日、東京)は、同胞社会の未来を担う青年たちの活気で、まさに「興」マダンとなった。

 当日は愛知のイベントを取材したため、直接感じた訳ではないが、「EXPO」を取材した記者や参加した知人らの証言から、現場の熱気を感じ取ることができた。これまでも同胞の大きなイベントを何度も取材したが、反響の大きさは別格だ。

 愛知の活動家たちも「東京の様子はどうか?」と興味津々だった。茨城から参加した友人は「すごく楽しい。来るかどうか最後まで迷ったけど、本当に来てよかった」と現場から上機嫌で電話をかけてきた。大阪や九州の知人は「自分も参加したかった」とうらやんだ。

 開催日のほんの数日前まで、「本当に成功するのだろうか」と不安視する声があった。何より準備期間が極端に短かった。企画会議や準備過程でさまざまな紆余曲折があったという。

 それでも、「一度決めたのだから最後までやり抜こう」「若い世代の力を見せつけよう」と力を合わせた。まさに「やればできる(ヌマク・オネエル)」を実践して見せた。

 愛知でも東京でも、「今日は始まりにすぎない」と声が上がった。同胞青年たちが示した理想やパワーが、今後どのような形になっていくのか。

 スポーツ、芸能、学術、経済など各分野で、世界をまたにかけて活躍する同胞青年たち、希望に満ちた学生、関係者たちのはつらつとした表情は、同胞社会の未来を明るく照らしている。(泰)

[朝鮮新報 2010.11.22]