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朝鮮学校支援のための古本市 長崎朝鮮人の人権を守る会が主催

単行本や児童書、辞書など約1万冊が寄贈された

 在日朝鮮人の民族差別や強制連行、朝鮮人被爆者問題に取り組んでいる「長崎朝鮮人の人権を守る会」(高實康稔代表・長崎大学名誉教授)が3月15日〜5月16日までの2カ月間、長崎朝鮮会館で「朝鮮学校支援のための古本市」を開催した。

 同会は、4月4日、県庁記者クラブで記者会見を開き、朝鮮学校を授業料「無償化」から除外しようとすることに反対する声明文を発表。鳩山首相と川端文科相に送付した。

 古本市は、西日本新聞(4月1日付)、長崎新聞(5月10日付)にも紹介された。

 寄贈された単行本、文庫・新書、児童書、絵本、漫画、辞典、CD、DVDなどは約1万冊。朝鮮会館訪問者は市議会議員を含む150人余りに上った。

 関係者らは、今後、年に2回の開催を根づかせたいと意気込みを語った。【長崎支局】

[朝鮮新報 2010.6.4]