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KCC 工場の情報化を支援

ネットワーク構築、HP開設など

 朝鮮コンピューターセンター(KCC)が工場、企業所の情報化促進に貢献している。

 平壌市万景台区域にあるKCCは国のプログラム産業を発展させ、人民経済の情報化を実現することを目的として、1990年に創設された。

 一昨年12月、金正日総書記が千里馬製鋼連合企業所(平安南道)を現地指導したことを機に、全国的な範囲で経済復興の新しい流れが生まれた。KCCの技術者たちも基礎工業部門の企業所の情報化を積極的に進めるという目標を立てた。

 KCCではまず、千里馬製鋼連合企業所を情報化のモデルにするための計画を推進した。

 企業所にコンピューターネットワークシステムを導入し、電子図書館を作った。

 また、ホームページを開設し、平壌の経済および科学技術関連部門とのネットワークを構築した。

 各関連部門を結んだこのシステムは、企業所の生産活動で提起される科学技術的な問題を解決するための助けとなるように設計された。

 KCCではこれ以外にも、南興青年化学連合企業所と大安重機械連合企業所の情報化推進、金鍾泰電気機関車連合企業所での遠心鋳造速度制御をコンピューター化する作業などを手がけた。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.1.13]