top_rogo.gif (16396 bytes)

各地で丹青の保存事業 講習、討論会も

 朝鮮中央通信によると、朝鮮の文化保存部門で丹青を元通りに保存するための事業が進められている。

 丹青は、朝鮮の木造建築において昔から用いられてきた建築装飾美術の一種である。

 竜岳山(平壌)の法雲庵にある丹青をモデルにして全国すべての丹青を元通りに保存、復元する事業が国家事業として推進されている。

 北青(咸鏡南道)の広済寺と燕灘(黄海北道)の心源寺、熙川(慈江道)のヨンパ楼などに対する丹青の復元作業が完成したのに続き、全国の遺跡に対する作業が行われている。

 一方、丹青を長く保存し、元通りに復元するための講習と討論会をはじめ、学術研究集会が活発に行われている。

 これには、文化保存指導局、社会科学院、平壌建設建材大学、高麗美術創作社など国内の有名な民族建築研究部門の専門家が参加している。

[朝鮮新報 2010.1.15]