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労働新聞 「浸透対処」訓練は軍事的挑発

 朝鮮中央通信によると、12日付の労働新聞は「対決を鼓吹する軍事的挑発」と題する署名入りの論評を掲載し、次のように指摘した。

 1月1日早朝、最前線一帯に駐屯している南朝鮮第1野戦軍は北の「浸透の可能性」に対処するという名目の下、「浸透・局地挑発対処」訓練を電撃的に実施した。

 これは、緊張激化騒動によって北南関係の改善を妨害しようする故意の挑発であり、北侵戦争演習で民族の和解と団結、統一志向を抑えつけようとする反民族的犯罪行為である。

 現在、北と南に必要なことは銃砲騒動ではなく、関係改善を推し進めるための対話と協力である。

 彼らが今回、挑発的な戦争演習騒動を起こしたのは、南朝鮮当局が新年も昨年と同様、北南対決と北侵戦争の道を引き続き突っ走ろうとしていることを公然と示唆したのと同じである。

 対決戦争騒動で北南関係を引き続き悪化させるのは、朝鮮半島の情勢変化を見通せない者の愚行にほかならない。南朝鮮の反統一勢力は、時代に逆行する対決戦争騒動がもたらす重大な結果に対して熟考すべきである。

[朝鮮新報 2010.1.18]