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「大同江」の名産品、ビールの次は焼酎

人民に低価格で供給

新たに生産された「平壌酒」と「平壌焼酎」

 最近、朝鮮では人民生活に関連した分野で一連の変化が起きている。

 昨年9月29日、金正日総書記が現地指導した大同江食料工場の新製品もそのような変化を示すひとつの実例である。

 去年操業を開始した工場で生産される製品は「平壌酒」(30度、40度)、「平壌焼酎」(25度)だ。名前は同じでも、既存の「平壌焼酎」とは違う製品である。

 同工場のチョ・ヒョンチョル支配人(49)は、「金正日総書記は空気がきれいで水質も良い場所に工場の場所を定め、ばく大な資金と建設スタッフも送ってくれ、工場を国内でトップクラスのモデル酒類生産基地にしてくれた」と話す。

 同工場は、原料処理から包装工程にいたるまでコンピュータによる自動操縦生産システムで運営されている。

 工場で生産される「平壌酒」を試飲した金正日総書記は、今までの酒の中で一番おいしいと高く評価したという。そして、酒類の生産量を増やすための課題と方途を示し、製品を低価格で人民に広く供給することを指示した。

 大同江食料工場は、内外に広く知られている大同江ビール工場の隣にある。大同江ビール工場で生産されるビールはすでに平壌市内のビアホールに毎日供給されている。

 「平壌酒」は今後、金剛山、妙香山などの観光地でも販売される予定だ。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.1.22]